カンボジアで中国人によって違法におこなわれているオンラインカジノ。中国政府はカンボジア政府が表明しているオンラインカジノ禁止を支持しました。
- kawakami
- 2019年9月4日
- 読了時間: 2分
カンボジアでカジノゲームは合法です。
プノンペンのナガワールドカジノをはじめ、中国企業の進出が激しいシアヌークビル、タイとの国境にあるバッタンバン、ベトナムとの国境にあるバベットなど、数々の企業がカジノをおこなっています。
しかし、カジノを運営するにはカンボジアからの運営許可が必要です。
どこの国でもそうですが、違法におこなわれるカジノというのは存在します。
もちろんカンボジアも闇カジノは存在します。
最近のカンボジアで、よくニュースで取り上げられているのは、中国人による違法オンラインカジノです。
カンボジアで一軒家を借りて、そこにオンラインカジノ場をつくり、お客さんを集めて違法にカジノをやるというものです。
ちょっとニュースを確認しただけでも
2018年4月 100人以上
2019年1月 15人以上
2019年5月 50人以上
もの中国人がオンラインカジノで逮捕されています。
そのほとんどが中国マフィアだとも言われています。
こうのような環境にともなってカンボジアのフン・セン首相は、「カンボジアの治安と公共の秩序を保護するために、王国内すべてのオンラインおよびアーケードのギャンブルを禁止する」という指令を出しました。
また中国政府は、フン・セン首相の発表について「中国はカンボジアと協力して、法の執行と安全保障協力を深め、国民の利益のために効果的な措置を講じる用意がある。」と発表しました。
オンラインカジノなど違法行為のほとんどが中国人であるため、カンボジア国民の批判はとうぜん中国人に向けられます。
これは中国政府としては、カンボジア政府を支持するしかありませんよね。