コンゴ民主共和国とウガンダの国境付近の山岳地帯の村では、まだ資源紛争が続いています。そこは地獄そのもので、多くの人が犠牲になります。
運良く逃げることができた人は、デニス先生のパンジー病院に命辛辛逃げてきます。
パンジー病院には、そういう女性が毎日のように運び込まれます。そんな人たちを、治療してメンタルケアをして、社会復帰させるまでに相当な時間がかかります。
それでも、病院のスタッフはやり続けます。
そして、そこに見返りはありません。
それは、患者となる人たちは全て奪われた犠牲者だからです。
そういう人たちを助け続ける、そういう聖人のような人たちのいるのです。
こういう話をリアルに聞くと、紛争の恐ろしさを感じます。
そして、なんの関係もない人たちが、殺され、襲われていくことが繰り返されていることに狂気を感じます。