現在、プノンペンに登録されてる人口は約150万人ですが、昼の人口は約380万人です。 つまり230万人が郊外からトラックに乗せられて働きに来ているわけです。
おもに二十代の若者が多いのですが、その人たちが結婚すると住宅の需要が高くなることは必然的です。 そして、その人達の多くはプノンペンに住むと思われます。 これは住宅需要が増加するということを意味していて、そうなると不動産価格も高騰するわけです。 不動産価格が高騰した場合、一般の人が都心部に家を購入できるような状態ではなくなります。 そこでカンボジア政府としては、そういった中流以下の人々を東部ニューエリアに住ませようと考えていますので、住宅需要はまだまだ高くなると思われます。 仮に、230万人の半分の115万人がプノンペン東部ニューエリアに家を買う可能性を考えてみるだけでも、かなりの住宅需要が見込めます。
ちなみにこの人数を日本の都市で例えると 石川県の人口が115万人です。東京都であれば1400万人ですので約10分の1です。 それぐらい沢山の人たちがプノンペン東部ニューエリアに新しく住宅を買う可能性があるということです。
住宅開発の看板を見るとわかりますが、新しい街、綺麗な街、安全な街はどの国の人も憧れます。 つまりプノンペン東部ニューエリアは、これからそういう街として創られつつあります。
現在の計画では、プノンペン市の王宮を中心に半径最大30Kmまで広がることなってます。 当初は15キロ圏でしたが、各国からの投資規模が増えたことや、人口増加の見込みもあり、当初の2倍の規模である30キロ圏まで広げる計画になりました。
それによって現在開発が盛んにおこわれている、中心地より半径5kmや10km以内の土地は、当初の予想よりも上回る可能性が高くなりそうです。